日本女子サッカーリーグは14日、今季なでしこリーグ優勝クラブとイングランドの名門アーセナル・レディースが対戦する「TOYOTA

 Vitz

 Cup」(11月30日、国立)の開催を発表した。テレビ生中継に向けて交渉中で、成功すれば女子版CWC実現への第1歩になりそうだ。

 アーセナル・レディースは11年のイングランドFA女子スーパーリーグ覇者でイングランド代表を筆頭に、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの各国代表選手で構成される名門。旧イングランド女子プレミアリーグ優勝12回で女子欧州CLも06-07シーズンに優勝している。

 田口禎則専務理事(46)は「このような海外の名門は今まで日本に来たことがない」と説明。現時点で「日本代表」はリーグ首位のINAC神戸になる可能性が高く、沢や川澄にとってはロンドン五輪に向けた格好の「テストマッチ」にもなりそうだ。