大宮が、今季だけでなく、来季最終節まで2年間のホームゲーム全入場料収入の1%を、東日本大震災被災地に義援金として送る。クラブ関係者は23日、「復興にはかなり時間がかかることが予想されている。クラブとして長期的かつ継続的に協力していきたい」と話した。

 また、埼玉県内にある一時避難地の支援活動として、さいたまスーパーアリーナで子供向けサッカー教室を今日24日に浦和レッズと合同で開催することが決定。トレーナーによる大人やお年寄り向けのストレッチ教室や、避難している方の移動手段にトップやユースが使用しているチームバスを提供することなども計画されている。

 この日は、大宮駅東口など2カ所で選手、スタッフによる街頭募金を行った。すでに、ホームページ上でチャリティーオークションや選手の動画メッセージを実施するなど趣向を凝らしている。