川崎FのMF中村憲剛(30)が12日、なでしこジャパンの優勝を願った。主将として存在感を示すMF沢穂希(32)は、サッカーを始めた府ロクサッカークラブの2つ先輩。当時からエースとして活躍していた存在だけに「僕が最初に会った怪物です。メッセージを送るなんておこがましい。この勢いで勝ってほしい」と話した。

 最後に会ったのは昨年2月の東アジア選手権で男女同宿舎となった都内のホテル。「今でも会ったら直立でペコペコしてしまう偉大な存在です」。中村にとっても目標としてきた選手の1人。「当時から男とか女とか抜きにしてすごかったし、15歳から代表に入ったパイオニア。すごい強い人」。尊敬の言葉があふれ出てきた。