Jリーグの公式試合安定開催基金から3000万円を借り入れているJ2水戸が、期限となっている今月末までに全額を返済できる見通しであることが14日、分かった。水戸によると、増資や新たなスポンサー契約によって返済のための資金を確保したという。

 水戸は経営難のため、昨年4月に短期借入が可能なJリーグのスポーツ振興投票対象試合安定開催特別会計から3000万円を借り入れた。しかし、今年1月末の期限に返済ができず、同基金への振り替えを申請し、融資を受けていた。