東京が今日1日、史上初のJ2同士の天皇杯決勝(国立)を制し、ACL切符をもぎ取る。大みそかのこの日、東京・小平市のグラウンドでセットプレーなどを確認し、最終調整を終えた。来季フロント入りが決まり、最後の采配となる大熊清監督(47)は「こいつらをACLで戦わせたい。そのためにも天皇杯を勝つことは、監督としての最後の仕事です」。C大阪との準決勝で決勝点を入れたMF谷沢達也(27)は「柏もJ2で優勝してJ1でも優勝してクラブW杯に出た。我々も天皇杯で優勝し、アジアの戦いで勝ちたい。柏ができるんだから我々もできる」と意気込んだ。