浦和ペトロビッチ監督(46)は練習2日目の21日、早速3バックのシステムで練習を行った。午後は、さいたま市内の冷たい雨が降るピッチで、夜間照明をつけて11対11のゲーム形式。流れの途中で度々ボールを止め、大きな声で指示を出した。短いパス交換で中央突破しFW原口元気(20)がゴールを決めるなど、新しい攻撃の形も垣間見えた。ペトロビッチ監督は「開幕まで時間がないので、早い段階から戦術練習を取り入れた。選手はモチベーション高く取り組んでいる。(開幕戦が行われる)3月10日までには前進できる」と手応えをつかんだ様子。DF槙野智章(24)は「みんなのみ込みが早くて出来過ぎです」と驚いていた。