好調をキープする鹿島FW興梠慎三(25)が、クラブ史上日本人タイ記録に挑む。明日3日に清水とアウェーで対戦。ゴールを決めればリーグ5戦連発となり、日本人では98年のFW長谷川以来14年ぶり2人目の快挙となる。チームも3連勝で勢いに乗り、興梠は「点は絶対取れると思っている」と自信を深めている。

 今話題の二股どころか、“四股”が好調の証しだ。1日の茨城・鹿嶋市内での練習では紅白戦に出場し鋭くDFの裏を突いた。ここまでの4得点いずれもアシストは違う選手から供給。あらゆるパターンから“愛”のこもったパスを狙っている。「いいパスは出てくるので、あとは自分がいかに動くかだけ」。五股、六股と続いていけば、自然と結果もついてくる。