清水のFW白崎凌兵(19)が7日、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる明日9日のナビスコ杯大宮戦(午後1時、アウスタ)に向け、闘志を燃やした。札幌から帰静後、午後5時から完全非公開で約1時間半汗を流すと「まずは、次の試合で監督に使ってもらえるように前日の練習できっちりアピールしたい」と、力を込める。

 6日の札幌戦では、MF石毛秀樹がクラブ公式戦最年少記録となる17歳8カ月16日でゴールを決めるなど、プロ初得点が次々に生まれた。白崎も後半36分から途中出場すると、MF河井陽介(22)とワンツーでゴールに迫った。短い時間の中で存在感を示したが、初ゴールとはいかなかった。白崎は「プレーは悪くなかったと思う。ただ、点を取れた試合。自分も早く点は欲しいとは思うけど、焦らずにチームのためにプレーしていきたい。それができた上でゴールを決めたいですね」と、話した。【前田和哉】