鹿島MF小笠原満男(33)が協力する「東北人魂・岩手グラウンドプロジェクト」の建設場所が決まり、28日に発表された。複数の候補地の中から、岩手県大船渡市の赤崎小跡地を整備することで、大船渡市と基本提携。小笠原はこの日、茨城・鹿嶋市内での練習後「地元の小学校で体育を優先に、地域の方々に幅広く利用していただきたい」と、被災地でサッカーだけでなくあらゆるスポーツを行える場所にしていくという。

 今後、整地を行い来春から使用できる見込み。企業や個人の支援を受け、ようやくスタートラインに立った。来年1月には東北出身のJリーガーを中心にしたイベントを、近隣で開催する予定だ。