浦和が、柏DF那須大亮(31)の獲得に動いていることが、2日までに分かった。クラブ関係者が「契約に向けて順調に話し合いが進んでいる」と明かした。那須は、柏との契約が1年間残っているが、浦和が移籍金を支払い、完全移籍、複数年契約での加入になる見込みだ。

 ロンドン五輪候補だったDF浜田水輝(22)が、出場機会を求め新潟へ期限付き移籍が決定。そのため複数ポジションをこなし経験豊富な那須をリストアップ。浦和はACL出場に向け補強しており、広島DF森脇、仙台MF関口、鹿島FW興梠に加え大型補強が進む。柏は新潟からロンドン五輪代表DF鈴木大輔(22)の加入が決定的。関係者によれば、那須はセンターバックとしての意欲が強く、今回の移籍交渉が進んでいる。