清水は、ベテランのMF高木純平(30)から今季初勝利を呼び込むつもりだ。4日、次節鳥栖戦に向けて完全非公開の練習を終えたアフシン・ゴトビ監督(49)は「純平は多くのポジションをこなせるし、本来はサイドバックよりも前の位置で起用する選手」。これまで右SBを務めてきた高木純を、攻撃的な位置で起用する可能性を示唆した。

 高木純は、札幌時代に中盤でのプレーを経験。さらに、昨季の第7節川崎F戦、続く第8節大宮戦と2戦連続ゴールも記録している。同位置での出場となれば、現チームでは初体験となるが、3日に行われたユースとの練習試合では1本目に志願出場。感覚を取り戻すように30分間プレーした。高木純は「見える景色も全然違うし、難しい部分はある。ただ、ピッチではそれは言い訳にすぎない。前の位置で起用された場合には、得点に絡むプレーをしたい」と言い切った。

 チームはこれまで公式戦6試合中5試合で先制点を許し、勝利がない。高木純は「先制点は、なかなか勝てない要因の大きな1つだと思う。現状を打開するためには、どんな形でも勝つことが何よりの良薬になる。そのためにも先制点を強く意識して試合に臨みたい」と話した。【前田和哉】