清水のMF六平光成(22)が、明日15日のナビスコ杯湘南戦でプロデビューする可能性が13日、浮上した。完全非公開練習を終えたアフシン・ゴトビ監督(49)が「週末のリーグ戦を考慮して何人かに休息が必要。勝つためのバランスを考えて、六平が必要だと思えば先発も十分にありえる」と起用を示唆した。
六平は今季、即戦力として期待されて中大から新加入した。しかし、FW瀬沼優司(22)らピッチで活躍する同期生を横目に出番はなかった。六平は「悔しさはあった。ただ、プロに入って攻守の切り替えの遅さや対人の弱さなど、足りないものがあった。自分にとっては良い時間になったと思う」。腐らずに、定位置を狙うボランチで求められる守備面の改善に向けて、黙々とトレーニングに励んできた。
徐々に練習の成果が出始め、練習試合では安定したプレーを披露。少しずつ首脳陣の信頼を勝ち取ると、6日のリーグ川崎F戦で初のベンチ入りを経験。続く11節甲府戦でも直前でメンバーを外れたものの、トップチームに同行した。
湘南戦は1次リーグ突破へ望みをつなぐためにも、勝ち点3が絶対条件となる。さらに、出場すれば中大の先輩MF永木とのマッチアップが予想される。六平は「勝ちが必要な試合で結果を出せばアピールになる。求めることを忠実にやって、さらに得点に絡めればいい。先輩との対戦も楽しみだし、いつ出番がきてもいいように準備しておきます」と目を輝かせた。【前田和哉】
◆六平光成(むさか・みつなり)1991年(平3)1月16日、東京生まれ。前橋育英から中大へ進学。09年全国高校サッカー選手権ベスト4、11年ユニバーシアード深セン大会優勝。U-18、同19日本代表。父はドラマや映画でバイプレーヤーとして活躍する個性派俳優六平直政(58)。174センチ、63キロ。右利き。血液型O。



