<J1:C大阪4-1清水>◇第21節◇17日◇金鳥スタ
清水はC大阪に敗れて、今季2度目の連勝を逃した。FWラドンチッチ(30)大前元紀(23)がゴールに迫るも、決定機を逃すと、その後はまさかの4失点。DF平岡康裕(27)の得点で1点を返すのが精いっぱいだった。
今季2度目の連勝を狙った清水に、アウェーでは98年の勝利を最後に現在10戦勝ち無しの鬼門が立ちはだかった。前半2分、DFイ・キジェ(22)のFKにFWラドンチッチが頭で合わせた。しかし、加入後2戦3発と好調の助っ人ストライカーがフリーで放ったシュートも、ネットは揺れない。同10分には、ドイツ2部デュッセルドルフから復帰後即先発したFW大前が強烈ミドルを放ったが、相手GKの好セーブに阻まれた。
立ち上がりに訪れた決定機を逃すと、徐々に雰囲気が変わっていった。同22分。左サイドを崩されると、最後はDFカルフィン・ヨンアピン(27)が、ペナルティーエリア内で相手を倒して痛恨のPKを献上。これを冷静に決められ、先制を許した。
アフシン・ゴトビ監督(49)から「最初の10分、ハイテンポでいけ!
まず同点にしろ!」とハッパを掛けられて臨んだ後半も、待っていたのは厳しい展開だった。後半13分に、FKから2点目を献上。勝ち点3が、また1歩遠のいた。
同30分に大前のCKからDF平岡が意地の1点を返したが、同40分だった。日本代表でC大阪のエースFW柿谷に決定的な3点目を決められ、万事休す。ロスタイムにも失点して勝利の2文字が完全に消えた。
次節は、エコパスタジアムで浦和と対戦する。この日、大前がフル出場を果たし、いきなりアシストも記録。残った前向きな要素を糧に立て直すしかない。【前田和哉】



