浦和がユースからU-18日本代表FW関根貴弘(18)を昇格させることが15日、分かった。浦和がユースからトップチームに昇格させるのは、11年にMF野崎雅也、矢島慎也を昇格させて以来、2年ぶり。関根は今月上旬のU-18日本代表ウズベキスタン遠征で、得点こそなかったが2試合ともにMFで先発出場していた。

 浦和ユースでは、FWでの出場が多いものの、トップ下、サイドのMFに加え、1トップもこなせる。身長167センチと小柄だが、高い足もとの技術に加え、一瞬のスピードもある。Jリーグ中断期間の6月に行われた、浦和の北海道キャンプには、ほかのユース選手2人とともに参加していた。現在の浦和の布陣に照らし合わせれば、2列目のポジションに適合する。リーグ戦で2位につける浦和だが、将来を担う選手の育成も同時に行う。