日本サッカー協会は10日、16年リオデジャネイロ五輪を目指すU-21日本代表監督に仙台の手倉森誠監督(45)が就任すると発表した。仙台の監督は今季限りで退任する。

 会見に同席した仙台の白幡洋一社長(69)は後任監督について白紙を強調しつつ「彼(手倉森監督)が培ってきたものを継承し、さらに発展させてくれるような人を強化部長と相談して選んでいきたい」と方向性を示した。また、複数年契約を途中で破棄する形となる同監督について「『契約はまだ1年残っているぞ』と話しました。近い将来、彼の経験を生かす機会がまた出てくると思う」と含みも持たせた。