清水GK櫛引政敏(20)が、チームを2戦連続完封に導く活躍を誓った。練習後、次節アウェー川崎F戦への意気込みを問われると「チームの勝利が最優先。そのために良いプレーをするだけです。結果として完封がついてくればいいと思う」と、冷静な口調で語った。

 前節磐田戦では、1点リードの後半ロスタイムに1対1の決定的なピンチを防ぐなど、17戦ぶりの無失点勝利に大きく貢献。リーグデビュー戦となった5月仙台戦(2-0)以来の完封勝利を伝統の静岡ダービーからつかんだ。「緊迫した試合の中で結果を残せたことは、チームとしてだけでなく個人的にも自信になった」。この日のシュート練習でも好セーブを連発し、好調持続をアピールした。

 櫛引はプロ2戦目のナビスコ杯予選川崎F戦で初完封を飾り、定位置確保への足がかりをつかんだ。“縁起”のいい相手との戦いへ「継続してチームの勝利に貢献できればもっと自信がつく。相手の攻撃は脅威だが、DFと連動してきっちり守れば問題はない」と自信ものぞかせた。進境著しい若き守護神が、リーグ2位の得点力を誇る川崎F攻撃陣を黙らせる。【前田和哉】