磐田ユースのエースFW中野誠也(3年)が11日、筑波大体育専門学群に合格。この日昼、合格の通知を見届け「ドキドキしました。ホッとしました」と笑顔を見せた。磐田の黄金期を築いた中山雅史氏、藤田俊哉氏は筑波大から磐田に加入している。来季もユースから筑波大に進学したMF上村岬(4年)の入団が内定している。「(筑波大に)練習参加して、起点になる動き、トラップなど自分に足りない部分を磨いていけると思いました。サッカー面だけでなく、社会に出る知識面でも基礎から学びたい」と話した。

 中野は今季、高円宮杯U-18プリンスリーグ東海で21得点を挙げて得点王に輝いた。裏への飛び出しやスピードが持ち味。「入学したら試合に出て、インカレも目標にしたい。大学卒業後に、トップチームに呼ばれるようになれれば」と見据えていた。