仙台が清水MF八反田康平(23)を獲得することが26日、分かった。近日中に発表される見込み。ボランチやトップ下で高いパスセンスが光る攻撃的MF。清水との契約が残っているため、期限付き移籍での獲得とみられる。鹿児島中央高時代にはC大阪FW柿谷らとU-17W杯に出場。筑波大では3、4年時に全日本大学選抜に選ばれ、11年ユニバーシアード優勝に貢献した。プロ入りの際にはG大阪からもオファーが届いたという有望株だ。加入2年目の今季はリーグ戦出場6試合(1得点)にとどまっているが、中盤の選手層充実を狙う仙台が獲得をオファー。出場機会を求める八反田と思惑が一致した。

 ◆八反田康平(はったんだ・こうへい)1990年(平2)1月6日、鹿児島市生まれ。ディアマントFC鹿児島に所属していた中学3年時に高円宮杯でベスト8進出、U-15日本代表に選出。鹿児島中央高から筑波大を経て、12年に清水加入。同年9月1日の札幌戦で初出場、13年3月16日の湘南戦で初ゴール。J通算15試合出場、1得点。171センチ、62キロ。血液型O。