清水は11日、次節アウェーC大阪戦(15日午後3時、ヤンマー)に向けて2部練習で調整を再開した。実戦形式の練習では、MF石毛秀樹(19)が主力組の右サイドバックでプレー。2ゴールに絡むなど、軽快な動きを披露し、今季初先発の可能性が浮上した。「ここまで出場できなかった悔しさは当然ある。その思いをプレーにぶつけて、チームの勝利に貢献したい」と、精力的にフルメニューを消化した。

 石毛は開幕名古屋戦からベンチ入りはしたものの、出場はなかった。それでも、開幕前のJ3鳥取戦では直接FKを決めるなど、始動から徐々に調子を上げていた。石毛自身も「練習試合でも良い感覚でやれているし、試合勘も問題はない」と口にする。言葉通り、この日も積極的な攻撃参加からのスルーパスでFWノバコビッチ(34)のゴールをアシストした。

 先発となれば、11年のU-17W杯(メキシコ)で日本代表としてプレーを共にしたFW南野拓実(19)とのマッチアップが予想させる。石毛は「拓実には絶対に仕事はさせない。逆に自分がどんどん攻撃参加をして、結果を残すぐらいの強い気持ちでいく」と、チームとしても連敗は許されない重要な一戦に向けて闘志を燃やした。【前田和哉】