右太もも裏の筋膜炎で離脱していた札幌MF小野伸二(35)が16日、札幌宮の沢での全体練習に完全合流した。戦術練習ではサブ組のボランチを務めた。練習メニューをフルで消化するのは、負傷交代した栃木戦前日の8月24日以来53日ぶり。「久しぶりで、楽しくやらせてもらった。痛みもなかった」と振り返った。

 このままリバウンドがなければ20日の練習試合で実戦テストを行い、当初予定通り26日湘南戦(札幌ドーム)での戦列復帰を目指す。古辺フィジカルコーチは「ここまで順調に来ている。再度負傷することがなければ、湘南戦からいける、ということになる。後は監督次第」と話した。