川崎F大久保嘉人(32)がハロウィーンにあやかり、楽しみながら4試合ぶりの勝利を狙う。チームはリーグ戦2連敗中。ともに完封され「みんな楽しくなさそうやろ?

 自信がないだけ。思い切ってやればいい」と20日、原点の楽しむサッカーを訴えた。

 9月27日の仙台戦から、チームは足踏みを続けている。「もっと俺や(MF中村)憲剛さんにボールを預けて追い越していかないと。良いときはできていたし、リズムも速かった」。ハットトリックした同23日大宮戦、8月30日の名古屋戦のビデオを見直し、「いいときは斜めのパスも入ってくる。この間までは自信があったからできていた」と分析した。

 昨年は選手ら十数人を自宅に招き、仮装してハロウィーンパーティーを開催。その後4連勝して3位に入った。さらに、ハロウィーン直前のホーム等々力では過去リーグ戦11勝1分け2敗。明日22日の3位鳥栖戦では、クラブ初のハロウィーンイベントも企画される。大久保も、昨季から出場した試合で4戦以上不発はなし。現在3試合無得点で「任せといて!」とゴール宣言した。【桑原亮】