東京の日本代表FW武藤嘉紀(22)が来季「得点王」を見据えた。11日に東京がアンブロ社との公式サプライヤー契約を発表。99年のJ参入からアディダス社だったが初めて変わった。都内での会見に出席した武藤は、「来季は今年以上の結果を残したい。今年の13点にはまったく満足していないですし。(得点王を)FWなら狙っていかないと。コンスタントに得点取れれば(得点王が)『無理』とは言い切れない」と可能性ある限り目指す。

 スピードに乗ったドリブルからシュートは、武藤の形の1つ。ブレークしてから食い止めにかかる相手DFにユニホームをつかまれるシーンは自然と増えたが「フィット感があるユニホームだから相手に引っ張られずに減速しないで済む」と、新戦闘服の後押しも期待。過去16年間のクラブ史上まだ1人もいない得点王になって、新たな歴史を築いていくつもりだ。