浦和のミハイロ・ペトロビッチ監督(57)が1月31日、さいたま市内の会場で今季のチームづくりなどについてサポーターと語り合うイベント「Talk

 on

 Together

 2015」に出席した。

 就任から3年間、いい戦いをみせながらリーグ終盤戦に失速する傾向をサポーターから指摘されると、約20分間にわたって“傾向と対策”を説明。それでも「今の勝負弱さを払しょくしないと、2ステージ制の年間王者を決めるトーナメントは勝ち抜けない」と断じられると、こう答えた。

 ペトロビッチ監督

 勝負事なので、勝ったり負けたりはあります。今言えるのは、今年はそういう戦いに勝つ。それだけです。

 4季続けての指揮は、クラブではJ発足後最長。「栄誉なこと。浦和で長く仕事をしたい。そのためにはタイトルを」と意気込む。イベントは終了予定時刻を過ぎても続き、見かねた司会がストップをかけた。それでも同監督はサポーターに「みなさんはまだ時間はありますか?」と問い掛けるなど、最後まで言葉を尽くそうとした。【塩畑大輔】