セリエAは1日、日本代表FW本田圭佑(28)が所属するACミランの元フランス代表FWジェレミー・メネズ(27)に4試合の出場停止処分を科したことを公式サイトで発表した。

 メネズは、4月29日に行われたセリエA第33節のジェノア戦でイエローカードを2枚受けて退場。

 通常は1試合の出場停止処分となるが、審判に対する侮辱的な発言があったとして、出場停止処分が2試合追加された。

 また、第4審判が同選手から「不適切な表現」を聞いたとの報告があり、さらに1試合の出場停止処分が科されている。

 この処分により、メネズは第34節のナポリ戦、第35節のローマ戦、第36節のサッスオロ戦、第37節のトリノ戦を欠場することになる。最終節のアタランタ戦で復帰できる予定だ。

 10位に位置するACミランは、欧州リーグ出場権圏内の5位サンプドリアまで勝ち点8差。2シーズン連続で欧州カップ戦の出場権を逃すことが現実的となっている。

 チーム内得点王(16ゴール)のメネズを最終節まで欠くなか、本田は攻撃をけん引することができるのだろうか。【超ワールドサッカー】