チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督(52)が、今季からRマドリードの指揮を執るラファエル・ベニテス監督(55)を“口撃”した。

 英BBC放送(電子版)によると、事の発端はベニテス監督の夫人が「私の主人は、いつもモウリーニョの後を片付けてまわっている」と冗談を言ったこと。

 実際にベニテス監督がモウリーニョ監督からチームを引き継いだことは、10年のインテルミラノ以外はなく、そのインテルでベニテス監督は短期間に解任されている。

 モウリーニョ監督はそれを皮肉り、「その女性(ベニテス夫人)は、ちょっと混乱しているんだろうね。彼女の旦那は、ディマテオのあとにチェルシーを率いて、アンチェロッティのあとにRマドリードを率いた。彼が唯一、私の後に指揮したクラブはインテルミラノであり、彼は当時、欧州一だったチームを6カ月で破壊した」とからかった。

 口撃はそれだけでは収まらず、モウリーニョ監督はベニテス監督の太めの体形にも言及。「もし彼女が旦那の体形維持に集中できていたら、私に関して話をする必要もなくなるだろう」と話したという。