FW本田圭佑が所蔵するACミランがアウェーでウディネーゼに3-2で競り勝った。

 前半5分、ゴール左からのFKを今季初スタメンのFWバロテリが、右足で綺麗なカーブを描いてゴール左上に突き刺し、ACミランが早々と先制。同10分にはMFモントリーボの縦パスを、MFボナベントゥーラが胸トラップから左足で押し込んで2点目を奪い、同ロスタイムにはボナベントゥーラの右CKをファーサイドでDFサパタが頭を合わせてリードを広げた。後半に入り6分と13分に失点したが1点差で逃げきった。

 本田はトップ下で先発したが、得点に絡めず3-2の後半19分に退いた。試合後はミックスゾーンを通らず、子供たちに頼まれてサインをした後にチームバスへ乗り込んだ。

 ミハイロビッチ監督は「前半のような戦い方を後半はできなかった。そういう点は直していかなければならない。しかし今日の試合で重要なのは勝つこと。故障者も多かったしウディネで戦うのは難しい。それでも勝てたので半分だけ満足している。ただ時々は1-0で勝ちたい」と話した。

 ACミランは3勝2敗の勝ち点9で暫定3位タイ。