国際サッカー連盟(FIFA)から90日間の暫定的な活動停止処分を受けた欧州サッカー連盟(UEFA)のプラティニ会長が29日付の英紙デーリー・テレグラフの単独インタビューに応じ、来年2月のFIFA会長選に向けて「自分が最も適任だ」と意欲を示した。

 FIFAのブラッター会長から200万スイスフラン(約2億5000万円)を受け取ったとして倫理委から処分されたが「合法的で透明性ある手続きをした。法廷で潔白を証明できる」と主張。FIFA副会長も務めるプラティニ氏の会長選の立候補届け出は28日に受け付けられたが、資格審査が保留されている。

 ブラッター会長との関係には「UEFA会長就任後から悪化したと認める。互いの組織での役割もあり、今も緊張関係が続いている」と述べた。