ドルトムントの日本代表MF香川真司(27)が、10日の敵地シャルケ戦で今季7点目を決めた。

 2試合ぶりに先発し0-0で迎えた後半4分、MFライトナーからワンツーで受けたヒールパスに走り込んだ。ペナルティーエリアのライン上で到達すると同時に右足を柔らかなタッチで合わせ、ゴール左上に入れた。走りながらのループ弾でリーグ2戦連発。シャルケとの「ルールダービー」通算4点目に、雄たけびを上げながらガッツポーズした。

 しかし、わずか2分後にシャルケFWサネに同点弾を浴びた。後半11分にはDFギンターのヘディング弾で勝ち越したが、同21分に相手FWフンテラールにPKを決められて再び追いつかれた。このまま2-2で引き分け。首位Bミュンヘンとの勝ち点差を7差に広げられ、残り5戦での逆転Vは厳しさを増した。