元日本代表監督のザッケローニ氏は、右FWで起用されている日本代表FW本田圭佑(30)のポジションについて「サイドのプレーはできない」と否定した。10日付の伊紙トゥット・スポルトが報じた。

 本田は日本代表と所属するACミランで3トップの右FWまたは、左FWとして起用されており、トップ下では出場していない。同氏は「ケイスケはサイドのプレーはできない。これは昔から言っていることだ。彼はトップ下の選手だ。パスを受けてアイデアを出す。1つの試合で100本ものパスを出さなければならない。それをやっても疲れることはないだろう」とコメント。個人での打開が必要となるサイドではなく、人を使ってチャンスを作るトップ下でこそ輝く選手だと話した。

 また「ケイスケはウイング(サイド)には向いていない。それにスソとニアンはアンタッチャブルだ」と、ACミランでスタメンを争うライバルから先発を奪うことが難しいと指摘した。