スペイン2部で、来季1部昇格を決めているレバンテが、ACミランの日本代表FW本田圭佑(30)の獲得を狙っているとスペイン紙スーペルデポルが11日、報じた。同クラブの本拠地バレンシアの地元紙は「まだ輝きが残り、レバンテで再生する可能性があるという条件で本田は候補。最も高い評価で、多くの補強費が費やされるだろう」と、この夏の補強リストのトップにあると報じた。

 本田はミランでほとんど出番がなく、契約が満了するこの夏の退団、フリーとなっての移籍が確実視されている。2月にはMLSのシアトル・サウンダースへの電撃移籍の可能性が急浮上したが、ミランの身売り問題もあり頓挫。集大成となる来年のW杯ロシア大会を見すえ、欧州を軸に、幅広く移籍先の可能性を探っているとみられる。