インテルミラノ主将のMFハビエル・サネッティ(37)が、アルゼンチン代表として出場した南米選手権の敗退直後、8月6日のイタリアスーパー杯出場をガスペリーニ監督に電話で直訴していたことが分かった。30日付のイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 サネッティは「ボクらインテルのアルゼンチン人選手(ミリト、カンビアッソ)は、北京での試合に出場したかった」と言う。しかし、ガスペリーニ監督が「今は休みのほうが重要だ。今季はとてもハードな1年となるだろうし、君たちはその中でチームの基盤となるだろう。イタリアスーパー杯は重要だが、決定的なものではない。そのために大きなリスクを払って準備することは必要ない」と、欠場を指示した。

 サネッティはあきらめて、家族と一緒にギリシャに旅立った。ただしダブリンから北京と試合をしてまわる間に故障者が出れば、急きょ休暇中の選手が呼び出される可能性はある。