マンチェスターUの新指揮官、ルイス・ファンハール監督(62)が「私は壊れたチームを引き継いだ」と、モイズ前監督から受け渡されたマンUについて表現した。テレグラフ紙(電子版)など複数メディアが29日までに報じた。

 名将ファーガソン監督からチームを引き継ぐよりも、結果の出なかったモイズ監督の後を継ぐ方が簡単なのではないかという質問に、ファンハール監督は「ノーだ。そうは思わない」と即答。「良い選手がそろっている方が成功はたやすい。だが今回、指揮をすることになったチームは壊れている。私はそう思う」と話した。

 ファンハール監督は「壊れている」理由として、ポジションが重なる選手が多いことを挙げ、「バランスが悪い。成功するのに難しい状況だ」と説明した。