<スペインスーパー杯:Aマドリード1-0Rマドリード>◇22日◇マドリード

 第2戦が行われ、ホームのAマドリードがカウンターで挙げた1点を守り抜いて1-0でRマドリードを下し、2戦合計2-1として29年ぶり2度目の王者に輝いた。

 前半2分、GKモヤのロングキックが相手DFにクリアされたルーズボールを、グリエスマンがダイレクトで頭でつなぎ、走り込んだマンジュキッチがペナルティーエリアに入ったところから右足でゴール左へ蹴り込んで先制。この1点を守りきった。

 Rマドリードは新加入のロドリゲス、クロースが先発。後半からはこの2人に代え、ロナルド、イスコを投入して攻め込んだが、後半ロスタイムにモドリッチが2枚目のイエローカードで退場になるなど、数的不利にもなりそのまま逃げきられた。

 Aマドリードのシメオネ監督は「3つのファイナルでマドリードと戦い、2度勝利した。欧州CLはとても大事な戦いだったが、この偉大な相手との対戦では自分達にとって次の大事な戦いの大きなエネルギーを与えてくれる」と話した。また、Rマドリードのアンチェロッティ監督は「後半、ボールコントロールが出来ず、ロングボールを使いすぎた。前半はボール支配が出来ていた。後半は苦しい戦いだった。彼らの望むような守備をさせてしまった。ディマリアを外したのは自分の決断。この試合、ディマリアは必要なかった」とコメントした。

 スペインリーグは23日に開幕するが、この試合を戦ったAマドリードはRバリェカノと、Rマドリードはコルドバと25日に開幕戦を戦う。