セリエA開幕から7試合で6得点と活躍を続けるACミランの日本代表FW本田圭佑(28)を、クラブのガリアーニ副会長が絶賛した。20日、情報サイトのミランニュースが伝えた。

 同副会長は、イタリア・サッカー連盟の会議を前に、取材に応じた。本田については、次のように話した。

 「本田は常に重要な選手だった。1月に来たので十分なトレーニングができなかったし、新しい国に来て環境に慣れなければならなかった。

 偉大なプラティニも、あのような選手になるまでには多少時間がかかった。しかし、本田とプラティニを比較しなくても、外国人選手は環境に慣れるために時間が必要なのだ。

 本田はリーグで素晴らしい活躍をしている。PKなしで6点も決めた。それ以外に(開幕前の)TIM杯とバレンシアとの親善試合でもゴールを決めた。それらも公式戦に近い試合だった。印象に残るゴールを立て続けに決めている。

 (成功の理由は)システムだろう。彼は左利きで右でプレーしている。ピッポ(インザギ監督)は彼に合うポジションで起用した。この点で優れていた。

 本田はこれまであのポジションでプレーしたことはないが、そこで非常によくやっている」