日本代表DF長友佑都(24)が、今夏にもインテルミラノのユニホームをまとって、日本で大震災に対するチャリティー試合を行う可能性が出てきた。インテルは19日、今日20日レッチェ戦(ミラノ)に向けての最終調整を行った。練習後、レオナルド監督が会見で「アイデアの段階」と前置きしながら「インテルも日本への遠征、チャリティー戦を考えている。日本の状況が落ち着いたら、具体的になっていくんじゃないか」と話した。

 レオナルド監督は、29日の日本代表対Jリーグ選抜のチャリティー戦にも言及。「この期間、世界中でいろいろな代表戦があるが、間違いなくその中で一番重要な試合だと思う。できるだけ日本人の励ましになって欲しいと思う」と、長友を含めた代表メンバーにエールを送った。長友はレッチェ戦のスタメン出場が濃厚。今後も全力プレーで、勇姿を日本に届ける。(波平千種通信員)