セリエAインテルミラノの日本代表DF長友佑都(25)が24日、クリスマス休暇のためイタリアから帰国した。欧州CLは決勝トーナメント1回戦のマルセイユ戦を控えており、クラブW杯の思いはひときわ強くなった。先日の決勝戦はチームメートとバス車内でテレビ観戦。「もちろん出たい。今の仲間となら可能性はある。あの舞台で選手として戦いたい」と決意した。10日のフィオレンティナ戦、13日のジェノア戦では自身初の2戦連続弾。「サイドバックとしては得点よりもアシストがしたかったので、最高の仕事ができた」と振り返る21日のレッチェ戦では2アシスト。長友の好調さに比例し、チームも4連勝で5位に浮上。「クリスマスにはピーターパンのDVDがほしい」。普段からリラックスできるディズニーアニメをリクエストした庶民派は、つかの間の休暇を満喫する。