<ブンデスリーガ:ヘルタ2-2ブレーメン>◇23日◇ベルリン

 ヘルタのFW原口元気(23)が、右肩関節の負傷でチームを離脱した。ルフカイ監督が24日、「数週間の離脱になる。少なくとも30日のレーバークーゼン戦は欠場する」と明かし、公式サイトで3週間離脱すると発表した。地元の複数のメディアによると、アギーレ監督率いる日本代表の初陣となる9月の親善試合ウルグアイ戦(5日、札幌ド)、ベネズエラ戦(9日、横浜国際)に招集されていたが、この負傷により辞退したという。

 原口は23日に行われたブレーメンとの開幕戦でフル出場したが、後半ロスタイムに相手と接触して激しく転倒し、右肩の関節を負傷した。試合後は氷嚢(ひょうのう)を患部にあてながら、取材を受けずにスタジアムを去っていた。地元紙によると、その後病院で検査を受けていたという。試合では持ち味を発揮し、2得点に絡んだ。ツイッターには「ブンデスリーガ楽しいぞ」と心躍るコメントを載せていたが、出ばなをくじかれてしまった。

 専門誌キッカーは「ブレーメン戦でいいアピールをしたが、リーグ初戦が痛い思い出になってしまった」と伝えた。