「新・山の神」と呼ばれた柏原竜二(27)が現役を引退した。3日、所属していた富士通が発表した。

 柏原は東洋大時代に箱根駅伝で4年連続5区区間賞を獲得し、3度の総合優勝に貢献。12年に富士通に入社したが、相次ぐけがに苦しんだ。マラソンも15年9月のシドニーで2時間20分45秒、2度目の挑戦となった昨年3月のびわ湖毎日も2時間22分15秒と結果を残せなかった。今後は社業に専念する。