陸上の飯塚翔太(25=ミズノ)が桐生祥秀(21=東洋大)とのリオ五輪男子400メートルリレー銀メダリスト対決で存在感を示す。

 世界選手権(8月・ロンドン)の選考を兼ねた静岡国際を翌日に控えた2日、静岡県袋井市内の静岡スタジアムで調整。「いいレースをして盛り上げたい。優勝は譲りたくない」と力を込めた。過去に直接対決は1度だけ。桐生が13年の織田記念100メートルで10秒01を出した時、その右レーンを走っていた。互いに予選を勝ち上がれば、200メートルで初対決が実現する。地元・静岡出身の男は、世界選手権の参加標準記録20秒44を「気持ちよく切って終わりたい」と青写真を描いた。