東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)で前回の4位からさらに上位をうかがう順大は13日、千葉県印西市の同大で会見し、3年連続で2区を走る見込みの塩尻和也(3年)が「個人としては区間賞を狙いたい。他校のエースに勝つことを求められていると思いますから」とライバルらに宣戦布告した。

 11月25日に1万メートルで学生歴代4位の27分47秒87をマークしたが、その反動もないという。長門俊介監督(33)も「彼がいるから1区の遅れも気にならない」と絶対の信頼を置く。前回区間賞の東海大・鈴木を「意識しています」と言った塩尻は、1時間7分を切る目標タイムを設定している。