日本郵政グループは1日、東京・丸の内のJPタワーホールで「日本郵政グループ女子陸上部

 創部発表会」を開いた。来年4月から実質的な活動をスタートさせる。

 記者会見には、監督に就任する高橋昌彦氏(48)と、来春入社が内定している柴田千歳(21=東京学芸大4年)鈴木亜由子(21=名古屋大4年)藤田千尋(22=鹿屋体大4年)佐々木明花(愛知・岡崎城西高3年)の選手4人(関根花観=愛知・豊川高3年=は所用のため欠席)が出席した。

 積水化学女子陸上部、リクルートACでコーチとして高橋尚子、有森裕子の女子マラソン五輪メダリストを指導した経験を持つ高橋氏は「駅伝は、たすきに込めた思いを速く、確実につなぐ。郵政事業と親和性が高い。実績も即戦力として魅力ですが、入社して伸びる選手を集めたい」と、駅伝チーム作りのため今後も、選手勧誘に動く。

 今夏のユニバーシアード(ロシア・カザン)の女子1万メートルで金メダルを獲得した鈴木は、今後の女子長距離界期待のホープ。「今は5000メートル、1万メートルの力をつけ、今後、マラソンを考えたい」と抱負を語った。