今年4月に発足した陸上のDeNAランニングクラブ(瀬古利彦総監督)が18日、東京・渋谷の区立代々木小学校でランニング教室を開催した。

 6年生47人を前に、3時間目の授業で開催。瀬古総監督のほか、主将の上野裕一郎、田幸寛史監督、選手ではロンドン五輪1万メートルでケニア代表のビダン・カロキ、長谷川祐介が参加。フォームのアドバイスやスタート練習でアドバイスを送った。

 東京五輪、パラリンピックが開催される2020年を10代後半で迎える児童を前に、瀬古総監督は「21世紀はみなさんの手にかかっています。この中から何人かオリンピック選手が出てほしい。選手でなくてもボランティアでも参加しましょう」とあいさつ。汗を流した後は、道徳の授業で「夢に向かって走れ!」と題し、先生役となって経験談などを語った。