<バレーボール・全日本高校選手権>◇2日目◇6日◇東京体育館◇男女2回戦

 4年連続12回目の出場で9年ぶりの優勝を狙う下北沢成徳(東京)が高知中央(高知)に2-0で勝利し、順調に初戦を突破した。

 主将で絶対的エースは大竹里歩(3年)。92年バルセロナ五輪バレーボール男子代表の大竹秀之氏(44=解説者)の長女だ。この日は立ち上がりに緊張から動きが悪く「60点です」と控えめな自己評価も、繰り出す強烈なアタックでポイントを量産した。身長208センチの父譲りの183センチの長身を生かしてブロックポイントも稼ぎ、「2セット目は慣れてきて自分の本来のプレーが出せた。自分が引っ張っていきたい」と飛躍を誓った。