F1日本GPは8日、三重・鈴鹿サーキットで開幕する。ドライバー、メカニックらスタッフたちは7日、コースに入り、10日の決勝に向けての準備を開始した。公式会見にはメルセデスのミヒャエル・シューマッハー(ドイツ)、マクラーレンのルイス・ハミルトン(英国)、フォースインディアのアードリアン・スーティル(ドイツ)、ザウバーの小林可夢偉、HRTの山本左近が出席した。

 史上最多7度の年間チャンピオン獲得を誇るシューマッハーは06年以来、4年ぶりの日本GP。「鈴鹿は1年のハイライトだし、テクニカルなコースで、本当に楽しみにしている」と話した。日本GPは過去16度走り、6度の優勝、9度の表彰台を誇る得意コース。快走の秘密を聞かれると「ここ以外でも勝っているサーキットはいくつもあるよ」とプライドをにじませた。