<F1:ドイツGP>◇決勝◇22日◇ホッケンハイム

 5位でゴールしたザウバーの小林可夢偉(25)は自己最高の4位に繰り上がった。2位だったレッドブルのセバスチャン・フェテル(ドイツ)がペナルティーで5位に降格となったため。フェラーリのフェルナンド・アロンソ(30=スペイン)が、ポール・ツー・ウインで2戦ぶり今季3度目、通算30度目の優勝を飾った。

 小林は「前の2戦はアンラッキーで今回の予選もよくなかったから、とてもうれしい」と喜んだ。中盤には、前戦の英国GPを制したレッドブルのマーク・ウェバー(オーストラリア)をあっさり抜くなど速さを見せつけた。その後、タイヤ交換で順位を下げたものの、自身のベストタイムを更新する走りでポジションを上げた。