国際セーリング連盟の競技責任者、フォックス氏は24日、ごみが浮かぶなど汚染が深刻な2016年リオデジャネイロ五輪会場予定地の状況が改善されない場合、湾の内側から外側にコースを変更する必要があるとの見解を示した。

 09年に五輪開催が決まった際、リオデジャネイロは湾の浄化を公約の1つに挙げていた。だが状態は大きくは変わらず、フォックス氏は「非常に不満だ」と述べた。その上で「選手の安全と公平なレースが保証されなければならない」と現状への危機感を口にした。