2016年秋に開幕するバスケットボール男子の新リーグは30日、1部参入の12チームを発表、ナショナルリーグ(NBL)から昨季王者のアイシン三河など6チーム、TKbjリーグからも昨季優勝の浜松・東三河など6チームが入った。残りは8月末に発表される。3部制でトップの1部は最大16チームで構成される方針だが、状況によって増える可能性もあるという。

 NBLからはほかにリンク栃木、千葉、トヨタ自動車東京、東芝神奈川、三菱電機名古屋が入り、bjの秋田、仙台、京都、大阪、琉球も決まった。

 国際バスケットボール連盟(FIBA)は昨年11月、二つの男子リーグを統合できずにいた日本協会に対し、国内統括団体として機能していないとの理由で処分を科した。これを受け、日本では1月に川淵三郎氏をチェアマンとするタスクフォース(特別チーム)が発足。リーグ統合では、NBLとbjのほぼ全チームが新リーグに参加する見通しとなった。日本協会は5月に川淵氏を新会長とする体制に生まれ変わり、6月に処分も一部解除された。