青森山田の3人で構成される青森少年男子が、決勝で山口に3-1で勝ち、5年連続22度目の優勝を果たした。初戦で三部航平(3年)が1敗するも、その後3連勝で勝ちきった。水谷隼(26)ら日本のトップ選手を多数輩出してきた青森山田男子卓球部は、現在2年生以下の部員がおらず、来年以降の活動は不透明な状況。そんな中、夏の高校総体と合わせ団体2冠で“有終”を飾った。

 11月末からフランスで行われる世界ジュニア選手権に参加する三部は「負けて終わりたくなかった」。同じく代表の及川瑞基(3年)は「青森山田は強い、ということを見せるいい試合だった」と満足げに振り返った。