早大が後半ロスタイムにペナルティーゴール(PG)を決め、慶大に逆転勝ちした。

 慶大はあとワンプレーをしのぎきれば、5年ぶりの早大戦勝利をつかめただけに、主将SO矢川(4年)の落胆は大きかった。「出られなかったメンバーに申し訳ない」と、声を震わせた。後半37分には2点リードの場面で、PGを狙わなかった判断に「FW戦で時間をかけようという選択」と説明。結果的に1点差に泣いた。