宇野昌磨(17=中京大中京)は86・47点で4位発進となった。

 宇野は演技後半の4回転トーループが回転不足で転倒し、自己ベストに約3点届かなかった。スピンとステップは全て最高評価のレベル4で、滑りにも躍動感があっただけに、悔やまれるミス。「跳ぶ前に迷った。どこに気をつけるべきか考えて思い切りが足りなかった」と反省した。

 同じ会場で行われた1年前のジュニアGPファイナルで優勝し、シニアに参戦した今季も躍進は続く。「今は順位を気にすべき時じゃない。悔いのない演技をしたい」と攻めの姿勢でフリーに挑む。